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うたどけい

【朗読付・ネットの紙芝居】新美南吉「うたどけい」

新美南吉の「うたどけい」です。冬に田舎の道を歩いている少年が男の人と行き会います。その少年の名前は廉といいました。少年が男のポケットに手を入れるとオルゴールに触れると、音楽が流れ出します。少年は、よく行く薬屋にも、同じようなオルゴールがあるといい、オルゴールが鳴ると息子を思い出すという薬屋のおじさんのことや、妹が死ぬ前に聞かせてあげたことなどを話します。やがて少年は、男とわかれて歩いていくのですが…。1941年に執筆され、1942年に「小国民の友」に掲載されました。 続きを読む

こびととくつや

グリム童話より「こびと と くつや」

原作=グリム童話,絵=竹内 隆夫、編集=小出 宗治,Pictio編集部

グリム童話とは、ヤーコプとヴィルヘルムというグリム兄弟が編纂したドイツの童話集です。初版は1812年に出版され、「ヘンゼルとグレーテル」や「ラプンツェル」「ブレーメンの音楽隊」など約160もの物語が収められていました。後に改訂を重ね、さらに約200もの物語となります。今回紹介するのは、その中の一つ「こびと と くつや」です。知らない間に、誰かが助けてくれるというのは、子どもとっても、とても楽しいお話しですね。 続きを読む