今、幼稚園や保育園の現場では、先生に求められる業務がどんどん増えています。その一方、正直に申し上げて効率化があまり進んでいないところも多く、負担はどんどん大きくなっています。昔のやり方から、あまり進歩してはいないのです。特にここ10年ほどで、ITが大きく進化していますが、一部の幼稚園や保育園以外は、その恩恵をほとんど受けていません。
Pictioでは、ITを利用することで、少しでも従来の良さを残しながら、新しい試みができるようなツールを先生方に提案していきたいと考えています。おしきせではなく、自分たちで納得のいく教材を使いたい。でも、高価なものは購入できないし・・・Pictioではそうした要望にお応えします。
我々が最初に考えたのは、紙芝居を時代に合わせて、進化させることでした。今、読み聞かせの重要性が改めて言われています。語るという重要性が叫ばれる一方で、紙芝居は以前から、あまり変わっていません。そして、幼稚園や保育園の先生方に伺ったところ、次のような問題点が浮かび上がってきました。
Pictioでは、これらのニーズを満たす教材を提供していきたいと考えています。そして、意欲のある先生方がいらっしゃれば、一緒に研究をしていきたいと考えています。Pictioの紙芝居の特徴は以下の通りです。
1.A3用紙よりも大きく使える
幼稚園や保育園にたくさん用意してある紙芝居ですが、今までの紙芝居には不満も少なくありません。その一つが、通常大きさがB4用紙、もしくはA3用紙サイズになっていること。そのため、どうしても絵が小さくなり、生徒さんには見づらい場合もあります。「大きな絵で見せてあげたい」という現場にいらっしゃる先生方からの声を受けて、プリンターのポスター機能を使うことを考えました。多少手間はかかりますが、A1版用紙にも印刷でき、その効果は絶大です。絵が見えないために、集中力を切らしてしまうお子さんたちからの注目度は圧倒的です。
2.何回でも印刷できる
幼稚園や保育園で紙芝居を使っていると、一枚だけ破れてしまったり、なくしてしまったりということはありませんか。そうすると、もうその紙芝居は使えなくなってしまいます。そこでPictioでは、破れたらその一枚だけを印刷すればよい、と考えました。Pictioでは、一度購入していただいた紙芝居は、何度でも無料で印刷できます。そのため、一枚だけ破いてしまっても大丈夫。また、違うクラスで同時に紙芝居を読みたい場合、複数印刷すれば多くのクラスで使うこともできます。
3.絵に描き込みしながらコミュニケーション
紙芝居は座っておとなしく聴くもの、という考え方があります。しかし、Pictioでは、紙芝居のやり方を少し発展させていきたいと考えています。その一つが、描き込みができる紙芝居です。Pictioが提供している紙芝居には、描き込みができるお話やスペースが設けてあるものがあります。これを使うことで、先生が単に話すだけのものから紙芝居を使った双方向へのコミュニケーションへと発展していきます。もし、紙芝居がつまらなかったら、どんどん描き込みをしてみてください。それによって、想像力を伸ばしていくことができますし、全く違う話ができるかもしれませんね。