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[絵本関連のNews]4月26日、加古里子さんの絵本館「砳(らく)」が越前市に開館

ehonnews  「からすのパンやさん」や「だるまちゃんとかみなりちゃん」「かわ」など多くの絵本を世に送り出してきた 絵本作家、加古里子さんの絵本を展示する「かこさとし ふるさと絵本館『砳(らく)』」が、2013年4月26日に福井県越前市に開館します。加古さんは越前市の出身で、8歳まで同市で暮らしており、2012年に越前市で開催された加古氏の特別展に多くの人が訪れたことが、絵本館の開設へのきっかけとなったそうです。

加古さんが、今までに描いたきた絵本原画の複製を展示するほか、2000冊の絵本や紙芝居を揃える計画。こちらでは、本の貸し出しは行わず、館内に設けたスペースで床に座ったり、寝ころびながら絵本を楽しめます。また、本の読み聞かせや映画の上映会なども予定しているそうです。美術館というほど堅苦しくなく、親子で楽しめるような施設のイメージでしょうか。

2013年は、加古里子さんの「からすのパンやさん」が出てから、40周年にあたります。そして、ついに「からすのパンやさん」の続編が4冊も発売されます。いいタイミングなので、こちらの絵本館でも、いろいろな催しが開催されそうですね。

ふるさと絵本館「砳(らく)」

施設名 かこさとし ふるさと絵本館「砳(らく)」
URL http://www.city.echizen.lg.jp/office/090/050/kakosatosi/
場所 福井県越前市高瀬1丁目14番7号
開館時間 10:00~18:00
休館日 火曜日、国民の祝日の翌日、年末年始
連絡先 TEL:0778-21-2019
入館料 無料
福井県越前市高瀬1丁目14−7

投稿日: 作成者: Pictio Editor カテゴリー: 絵本関連のNews, 絵本の美術館

絵本の美術館「黒姫童話館・童話の森ギャラリー」(長野県信濃町)

museum 絵本の美術館を探していくと、長野県にあることが多いですね。場所が軽井沢に集中している、という訳でもないので、それほど観光を意識して建てているということでもなさそうです。何かもっと作家の方を引きつける理由があるのでしょう。今回、紹介する絵本の美術館「黒姫童話館・童話の森ギャラリー」も長野県にあります。長野市をさらに北上し、野尻湖の近くです。

今回は「はてしない物語」や「モモ」を書いたミヒャエル・エンデの美術館です。え? どうしてドイツの作家の美術館が日本にあるの? と思われる方も多いかもしれません。実はエンデは、自分の資料のほとんどを長野県の信濃町に寄贈しているんですね。そのエンデの資料を常設展示する目的で開設されたのが、この黒姫童話館なんです。

  • エンデが信濃町を選んだわけ

黒姫童話館のサイトをのぞくと、なぜ信濃町に資料を託すことにしたのかが書かれています。それによれば、日本におけるシュタイナー教育の第一人者である子安美智子さんと交流があり、子安さんが仲介されていたんですね。エンデの著作には、シュタイナー教育の影響が強く出ていますが、シュタイナーつながりだったんですね。知りませんでした。奥さんが日本人だったので、ご実家が黒姫なのかと思ってました。

 さて、その資料ですが、エンデの書いた原稿のほかに、プライベートな写真や絵画など膨大な数が所蔵されています。所蔵品はリスト化されておりWebサイトで確認することができます(資料へのリンク)。こういうものがWebサイトで見ることができるのは、行くことができない人にとってはとてもうれしいですよね。

 この黒姫童話館は主に3つの建物から構成されています。1つ目は「黒姫童話館」。ミヒャエル・エンデの資料と松谷みよ子さんの作品が常に展示がされています。  ここだけでもかなり楽しい。

 2つ目の建物が「童話の森ギャラリー」。こちらは、いろいろな作家の作品を定期的に展示しているギャラリーです。かなり大きな建物です。子どもよりも大人向けな感じの展示も多いかもしれません。

  • いわさきちひろの山荘も

 そして3つ目が、「いわさきちひろ黒姫山荘」。これは、いわさきちひろがアトリエとして利用していた山荘を移築したものです。いわさきちひろが利用していた描画道具などが飾られていて見ることができます。

 夏でも冷たい風が流れる黒姫高原に位置しており、広大な庭園を歩くと本当に気持ちが良いです。夏は結構、混んでいるのですが、秋になると人もめっきり減るので、静かに鑑賞することができます。一人で行くなら10月の終わりをおすすめします。寒いので厚い上着をお忘れにならないよう(笑)。

 入館チケットは、黒姫童話館と童話の森ギャラリーに共通チケットがあり、別々に入るよりも100円安くなっています。いわさきちひろ黒姫山荘は、単独では600円ですが、黒姫童話館の入館券があれば、無料で拝観することができます。ちょっと、ややこしいですね。

 黒姫高原という場所柄、12月から3月の間はお休みになります。営業期間もいわさきちひろ黒姫山荘は微妙に違いますので、行かれる方はカレンダーを見てからお出かけすることをおすすめします。

名称 黒姫童話館・童話の森ギャラリー
URL http://www.avis.ne.jp/~dowakan/
開館時間 黒姫童話館・童話の森ギャラリー 9:00~17:00
営業期間は、4月5日 〜 11月30日
いわさきちひろ黒姫山荘 9:00~16:30
営業期間は、 4月中旬 〜11月第2日曜日
休館日 5月、6月、9月、10月の末日
(ただし、末日が日曜日もしくは祝祭日の場合はその翌日)
入館料 一般600円、小・中学生400円(黒姫童話館入館料のみ)
一般800円、小・中学生500円(黒姫童話館&ギャラリー入館料)
一般600円、小・中学生400円(いわさきちひろ黒姫山荘のみ)
※黒姫童話館の入館券があれば、いわさきちひろ黒姫山荘は無料。
住所 〒389-1303 長野県上水内郡信濃町黒姫高原3807
連絡先 026-255-2250

[googlemap lat=”36.821445″ lng=”138.167928″ align=”center” width=”460px” height=”420px” zoom=”12″ type=”G_NORMAL_MAP”]長野県上水内郡信濃町大字野尻3807−30[/googlemap]

投稿日: 作成者: Pictio Editor カテゴリー: 絵本の美術館

絵本の美術館「森ヒロコ・スタシス美術館」(北海道小樽市)

museum  北海道には、絵本関連の美術館がいくつか点在しています。自然と冬の寒さが、創作活動によく似合うからかもしれません。今回は、北海道の小樽市にある「森ヒロコ・スタシス美術館」をご紹介します。場所は、小樽公園の近くです。

 ここでは、銅版画家の森ヒロコ氏の作品と、ポーランドの画家スタシス・エイドリゲヴィチウスの作品などを鑑賞できます。直接的な絵本とは、少し違うのですが、画集を見ると本格的な絵本の雰囲気を醸し出しています。

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 美術館の入り口を入ると、まず動物のオブジェが並んでいます。これらは、ポーランドの画家であるユゼフ・ウィルコン氏の作品です。小さいお子さんにはちょっとコワイかも。もうその壁を見ると、森ヒロコ氏の作品が並んでいます。銅版画なのですが、無機質な感じというよりも、引き込まれそうな不思議さがあります。光と影でいうと、影の部分ということになるのでしょうか。1階が見終わると、階段を使って2階に上ります。

森ヒロコ氏の作品 s05

 2階には、スロバキアの画家アルビン・ブルノフスキ氏の銅版画を鑑賞できます。ブルノフキ氏の銅版画は、緻密で細部まで丁寧に描かれています。これも、ちょっとコワイ感じがしますが。でも飽きません。2階は、それほど大きくないスペースですが、ゆっくり見ていると30分以上はすぐに過ぎてしまいます。

 考えてみると、この作りは安曇野にある絵本館がそっくりだなぁ。もう10年前だったから今まで似てることに気がつかなかったけど。両方ともスタシスに関係していることを考えると、何か交流があるのでしょうか。そういえば、昔、スタシスの画集で「クレッセントムーン」というのがあったんですが、今ではもうどこにもありません。この森ヒロコ・スタシス美術館にもないようですね。書籍販売に並んでいないし。また一冊、ほしいのだけど。

 小樽は見るところが多いので、絵が好きでないとなかなか行こうとは思わないかもしれませんが、不思議な雰囲気が好きな方は是非どうぞ。心ゆくまで、そういった絵と向き合うことができます。

名称 森ヒロコ・スタシス美術館
URL http://morihiroko-stasys-museum.com/
開館時間 11:00~17:00(4月~12月の金・土・日、祝日)
※ただし事前連絡で開館してもらうことも可能
休館日 1月~3月、平日
入館料 高校生以上600円、中学生以下300円
住所 〒047-0034 北海道小樽市緑 1-16-33
連絡先 TEL:(0134)22-3772
FAX:(0134)25-1041

[googlemap lat=”43.189848″ lng=”140.989651″ align=”center” width=”420px” height=”300px” zoom=”12″ type=”G_NORMAL_MAP”]北海道小樽市緑1丁目16−33[/googlemap]

投稿日: 作成者: Pictio Editor カテゴリー: 絵本の美術館