[電子書籍]第1回 絵本の電子書籍の作り方

文=マキセ ヒロシ(イラストレーター)

[絵本の仕事]  イラストレーターのマキセです。普段は、雑誌などにイラストを描いていますが、少し前に大人向けの絵本を電子書籍として作ってみました。今回から3回ほど、大人向けの電子書籍の絵本「アリアリ」を作ったことを書いてみたいと思います。

アリアリ・データタワー どうして、このタイミングなのかというと、2013年12月21日(午後3時頃)から12月25日まで、「アリアリ・データタワー」の日本語版と英語版の無料キャンペーンをAmazonで実施するからです。

 キンドル以外にも、iPad、iPhone、アンドロイド、PCなどでもアプリを入れることで「アリアリ」を読むことができます(ただしアマゾンの会員のみとなりますが)。大人向けの絵本なので、ぜひ、この機会にダウンロードして読んでみてください。感想をお寄せくだされば、とてもうれしいです。

 ちなみに絵本といっても、きわめて現代的なお話です。ITやネットワーク周りの話題が飛び出すので、幼児向けではありません。大人向けです。ヘンテコなキャラクターを見つけて、お子さんがビックリして泣いてしまったら、ごめんなさい。

 今回の「アリアリ・データタワー」は「クラウドサービス」がテーマです。クラウドサービスは、ネットワーク上で提供されるサービスを指しますが、その中にはインターネット上にデータを保存するサービスもあり、家族の写真や動画、大切な書類などを保存しておくことができます。もちろん、自由に出し入れができます。

 さて、ストーリーです。「データタワー」というクラウドサービスの会社で働く、かわいいモンスターのアリアリは、2年前から会員のルーという青年のブースを担当しています。今では彼のお父さんやお母さん、そしてニコという彼女のことまで知っています。

アリアリ・データタワーアリアリ・データタワー

 ある日、そのルーの写真に怪しい人影を見つけます。それは日増しにルーに近づいてきました。そこで大切なお客様に何かあっては大変!と、アリアリ自ら危険を知らせにいきます… という、お話です。

 ちなみに、このアリアリ、今回はクラウドサービスの仕事をしていますが、話によって性格や設定、身体の大きさは変わっています。世の中のコンテンツを盗む泥棒だったり、本の編集長だったりと、本によってコロコロ変わります。ですので、前の話を読まなくても大丈夫。

 こういった手軽に読める本は、本当に電子書籍に向いていると思います。次回は、アリアリをどうやって電子書籍の絵本にしていったのか、そのあたりを思い出しながら書いてみたいと思います。

タイトル アリアリ・データタワー
作者 作:マキセ ヒロシ、 編集:ホンマ オサム
翻訳: サイトウ ノゾム、K.ムカイ
出版社 コーヒーサミット
URL http://www.amazon.co.jp/dp/B00DQT4SIM(日本語版)
http://www.amazon.co.jp/dp/B00FOT9P5I(英語版)
価格 200円
対象年齢 中学生以上
関連URL http://www.coffeesummit.net/ebook/data/index.html
http://youtu.be/MHKs2X1_7iA

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