絵本
[絵本関連のNews]日本郵便が「童画のノスタルジーシリーズ 第4集」の切手を11月に発売
文=斉藤浩太郎
日本郵便株式会社は、2016年11月25日に童画を題材とした特殊切手を発売します。「童画のノルスタジーシリーズ」と名付けられた記念切手は、今回が第4集となります。
第4集では、画家として絵本作家として人気の高い安野光雅さんの描かれた絵が題材です。安野光雅さんが描かれた「旅の絵本」や「天動説の絵本」などの絵本作品から、懐かしい風景や街並みなどが取り上げられています。
発売は、全国の郵便局及び日本郵便のWebサイト「切手SHOP」となります。
切手の名称 | 童画のノスタルジーシリーズ 第4集 |
発行日 | 2016年11月25日 |
種類 | 82円郵便切手 10枚 |
価格 | 820円 |
発売 | 全国の郵便局、日本郵便Webサイト「切手SHOP」 |
関連URL | http://www.post.japanpost.jp/ |
問い合わせ先 | お客様サービス相談センター 受付時間 平日8:00~22:00/土・日・休日9:00~22:00 Tel:0120-2328-86 |
2016年9月27日 カテゴリー: 絵本関連のNews
[絵本関連のNews]小野市立図書館で地域の語り伝えを元につくった「おのふるさとすごろく」を貸し出し。ダウンロードも。
兵庫県にある小野市立図書館は、市内各地に残る語り伝えを元にした「すごろく」を作成し、1月4日から貸し出しを始めました。ゴールまでたどり着くと、地域に伝わる昔話や歴史に詳しくなるようです。すごろくをみると「慶徳寺にあるのは何のうろこ?」「中島のはめ板を作るようにいったのは誰」といった、その地域ならではのマスが書かれています。みているだけでも面白いです。
しかも、貸し出しだけでなく、PDFも用意されていて、自宅でプリントアウトできるというところも特徴です。図書館まで借りにいかなくても、大丈夫。サイコロとコマのPDFも用意されているので、準備はパソコンとプリンター、はさみとのりがあればOK。プリントアウトして、切り貼りすれば、すごろくを楽しめます。
図書館がその地域にあることの意味がある、面白いイベントだと思います。今回のすごろくは、冬の読書週間にちなんだ催しの一環のようですが、小野市立図書館だけでなく、それぞれの図書館でもいろいろな試みがなされています。1度、近くの図書館のWebサイトでも見てみると、意外な驚きがあったりするかもしれません
場所 | 兵庫県小野市立図書館 |
URL | https://www.library.ono.hyogo.jp/index.html |
おのふるさとすごろく | https://www.library.ono.hyogo.jp/event/readweek.html |
2016年1月12日 カテゴリー: 見つけた新刊絵本
[見つけた新刊絵本]バレエものがたり(再話:スザンナ・デイヴィッドソン、ケイティ・デインズ 絵:アリーダ・マッサーリ、訳:西本かおる,出版社:小学館)
こちらの本は、他の記事との対になります。できれば、一緒にお読み下さい。紹介するのは、小学校1、2年生の女の子向けの児童書で、タイトルは「バレエものがたり」です。最初に読む児童書として「プリンセスものがたり」と並んで、おすすめです。同時に刊行されたのですが、プリンセス物語のほうが、年長さんのお子さんからでも読むことができるのに対して、バレエ物語のほうがちょっと難しいと思います。
この本のサイズだいたいはA5サイズで、ページ数は95ページあります。1ページの文字数は、450文字程度。原稿用紙のだいたい半分です。すべての漢字にフリカナが振ってあり、文字は横書きです。
対象は女の子になりますが、バレエや本が好きなお子さんなら小学校1年生から、十分読むことができると思います。
こちらの本には、三大バレエである「白鳥のみずうみ」「眠れる森の美女」「くるみ割り人形」の物語が書かれているほか、コミカルな「ドン・キ・ホーテ」、古典バレエの「リーズのけっこん」まで、7つの有名なバレエ作品の物語が収められています。バレエを好きなお子さんは、背景などを知ることでさらにバレエに興味を持たれると思いますし、児童書を初めて手にとるお子さんにも、親しみやすいです。
収録されているお話し |
ねむれる森の美女 |
コッペリア |
白鳥のみずうみ |
ラ・シルフィード |
ドン・キホーテ |
くるみわり人形 |
リーズのけっこん |
一つ一つのストーリーは、不要に省略されることなく、しっかりと書かれています。文章だけだと、読むのに疲れてしまうので、大きな挿絵のほか、小さい挿絵が何点か入っているページなど、飽きさせないよう丁寧に編集されています。
文章も難しい言い回しなどは、避けていて、すべての漢字にはフリガナが振ってあり、そもそも難しい漢字は平仮名で書かれています。
タイトルからして女の子向けとなりますが、おすすめの本です。実は、同時にもう一冊刊行されています。こちらのタイトルは「プリンセスものがたり」。こちらも女の子向けの本となります。
タイトル | ひとりよみ名作 バレエものがたり |
作 | 再話:スザンナ・デイヴィッドソン、ケイティ・デインズ 絵:アリーダ・マッサーリ、訳:西本かおる |
出版社 | 小学館 |
発売日 | 2015年11月 |
価格 | 1500円+税 |
判型/ページ数 | A5変型判/95ページ |
参考URL | 小学館 |
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