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[絵本関連のNews]パディントンの映画が2016年1月に公開
大人にも人気が高い児童書は数多くありますが、マイケル・ボンドの「くまのパディントン」もその1つ。そのパディントンの映画が、2016年1月15日から公開になります。以前にも映像化されたことはありますが、今回の映画はアニメではなく実写版となります。大人でもファンの多いパディントン。時間を見つけて、癒やされに行かれてはいかがでしょうか。
登場人物はパディントンのほか、ブラウンさんやブラウンさんの奥さん、ジュディやジョナサン、家政婦のバードさんや、骨董品屋を営むグルーバーさん。意地悪な隣人のカリーさんも出てきます。このあたりは原作と同じですね。
ストーリーは、原作に手が加わったオリジナルになります。本とは違って、暗黒の地ペルーから出発することから始まるので、本を読んでいる人にも新鮮です。パディントン駅に娘のジュディを迎えに来たブラウン夫妻は、「どうぞこのくまのめんどうをみてやってください。おたのみします。」と書かれた札を下げた一匹の熊を見つけます。放ってはおけないと、そのクマを家に連れて帰り、パディントン駅で見つけたので英語の名前をパディントンと名付けます。
パディントンは屋根裏部屋に泊めてもらい、ロンドンで都会暮らしを始めます。パディントンが原因でいろいろなハプニングも起こりますが、すぐに街の人気者となります。そこに、なぜかパディントンを付け狙うミリセントという美女が登場し、パディントンを捕まえてしまい・・・さて、どうなるのでしょうか。
予告動画なども公開されています。出演者は、パディントンの声に「007 スカイフォール」に出演したベン・ウィショー。そして、ブラウンさんには「ダウントン・アビー」で定評のある演技のヒュー・ボネヴィル、ブラウンさんの奥さんには「ブルージャスミン」でのサリー・ホーキンス。
そしてグルーバーさん役には「アイリス」のジム・ブロードベント、さらに家政婦のバードさん役には「ハリー・ポッター」でウィーズリー夫人を演じたジュリー・ウォルターズと何ともイギリスの雰囲気が漂っています。さらに、謎の美女は、ニコール・キッドマンが演じています。
本の愛読者の方なら、写真を見るだけでも誰がどの役かすぐに分かるでしょう。原作の設定を上手く生かしていますが、本とは違うストーリーですから誰にでも楽しめます。リズムもめまぐるしく変わり、一瞬、ミッション・インポッシブル風だったりとか。
左上写真:ブラウンさん 左上写真:ブラウンさんの奥さん
左中写真:ジュディ 右中写真:ジョナサン
左下写真:謎の美女ミリセント 右下写真:グルーバーさん
ちょうど、冬休みが終わってからとなりますが、家族で楽しめる映画です。上映時間は95分。原作を読んでいる人も、読んでいない人もそれぞれ楽しめます。吹き替え版もあり、こちらは、松坂桃李、木村佳乃、古田新太、斉藤由貴などが出演しています。小さいお子さんがいらっしゃる場合は、こちらの吹き替え版をどうぞ。
タイトル | パディントン |
公開日 | 2016年1月15日から |
原作 | マイケル・ボンド |
制作年 | 2014年 |
上映時間 | 95分 |
配給 | キノフィルムズ |
公式URL | http://paddington-movie.jp/ |
(C) 2014 STUDIOCANAL S.A. TF1 FILMS PRODUCTION S.A.S Paddington Bear TM, Paddington TM AND PB TM are trademarks of Paddington and Company Limited
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