[絵本関連のNews]充実してきた3DSの子ども向け電子書籍サービス

文=Pictio編集部

絵本関連のニュース 印刷会社大手の大日本印刷が、ニンテンドー3DS向けに子ども向けの電子書籍サービス「honto for ニンテンドー3DS」を開始したのは、2013年12月でした。

 あれから2年ほど経過しているので、今の状況を見てみました。サービス開始時には、本の品揃えはまだまだという感じだったのですが、今では子ども向けの電子書籍サイトとしては、児童書が約400冊、絵本が約130冊、そして学習マンガが約160冊と全部で600冊ほどのラインアップへと成長しています。

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 児童書を見てみると、「謎ときはディナーのあとで、2」や「妖怪ナビ・ルナ」などの新作から、「クレヨン王国」や「赤毛のアン」などの評価の高い作品までが入っています。絵本はと言えばイソップ童話やグリム童話、日本の昔話などがバランス良く入っています。具体的なタイトルとしては、佐野洋子さんの「100万回生きたねこ」や安西水丸さんの「りんごりんごりんごりんごりんごりんご」など絵に定評のある作品も読むことができます。

 何よりも電子書店そのものが、子ども向けということで、コンテンツが選ばれているのがメリットです。今の電子書店では、検索の仕方によっては、アダルト系のタイトルが出てきてしまうことがあります。その点、honto for ニンテンドー3DSでは、どう検索しても成人向けのタイトルが出てくる可能性が全くありません。安心して利用できます。読みたい本を選んで買えるというというのも無駄がなくて良いですね。

 このサービスは、どんなお子さんに向けてなのかと考えみると、

○習い事の合間や待ち時間など隙間時間にも本を読みたいお子さん

○図書館が近くになく、また学校の蔵書に読みたい本が見つからないお子さん

のほか、ゲームだけでなく本も読んだらいいと思う保護者の方向けでしょうか。

 今は、娯楽が沢山あって、読書は数ある楽しみの1つであり、ゲームなどと子どもの使える時間を取り合うようになっています。ゲームはやっぱり楽しいですから、ゲーム機でも本を読めるからといって、無理矢理読ませるのは意味はないでしょう。しかも、みんなで遊べるゲームとは違い、本来、読書は孤独な作業です。

 でも、隙間の時間に一人で本を読むことで、何かを考えることができたり、過去を振り返ったりする時間を持つことができます。今のお子さんには、なかなかそういう時間がありません。

 3DSで本を読むには、無料のアプリをダウンロードする必要があります。本を購入する場合は、プリペイドカードで買えるので、使いすぎることはありません。ゲームに比べ、価格も100円からと手頃な本も多く揃っています。

 あまり本を読む習慣がなければ、こういったゲーム機から、本の世界に入っていくのも面白いでしょう。実際、3DSで本を読みはじめたあるお子さんは、紙の本を読むようになりゲームには見向きをしなくなったそうです。もちろん、ゲームに戻るお子さんも多いのでしょうが、本に触れるきっかけとしてはいいサービスだと思います。

 旅行に出かけた際、ずっとゲームをしているお子さんもいます。あまり本を読まないお子さんの場合、ずっとゲームをする時間にするのではなく、寝る前にでもお父さんやお母さんが昔読んだ名作などを読んであげる時間を作ってみてはどうでしょう。読み聞かせは、小さい時だけのものとは限りません。それで本の面白さを知り大好きな本が見つかれば、ゲーム以上に長い時間楽しめるようになります。

サービス名 honto for 3DS
URL http://hontofor3ds.jp/

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