絵本の“パティオ”

[見つけた新刊絵本]プリンセスものがたり(再話:マーリー・マッキノン,絵:ロレーナ・アルヴァレス,訳:西本かおる,出版社:小学館)

文=Pictio編集部

見つけた新刊絵本-- 小学校に入学すると、読んでいる本がどこかのタイミングで絵本から児童書へ切り替わっていきます。いろいろ話を聞いていると、絵本は保護者の方が選ぶことが多いのですが、みなさん口を揃えられるのが、最初に読む児童書がなかなか難しいということでした。

 確かに児童書になると、お子さんも、まずはどんな本でも読むというタイプや、興味があるジャンルの本は読む、短い本は読むけど長い本は読まない、というようにタイプが分かれてきます。特に女の子はなかなか難しいようですね。

image ということで、今回は初めて自分で読む児童書を紹介します。タイトルは「プリンセスものがたり」。ページ数は95ページあります。1ページの文字数は、450文字程度。原稿用紙のだいたい半分です。すべての漢字にフリカナが振ってあります。文字は横書きになります。

 サンプルとして、挿絵が大きいページと、小さいページを掲載しています。絵本とは違うので参考にしてください。

 対象は女の子になります。実際に、何人かのお子さんに渡して読んでもらったところ、年長さんのお子さんでも読むお子さんがいらっしゃいました。本が好きなお子さんなら小学校1年生から、普通に好きなお子さんなら2年生であれば十分読み切れると思います。

[絵本のピクティオ]プリンセスものがたり

[絵本のピクティオ]プリンセスものがたり

 収録されているお話しは「カエルの王子」や「はだかの王様」「雪の女王」など9つ。有名なものが多く、児童書を初めて手にとるお子さんにも親しみやすいです。

収録されているお話し
まめの上にねたおひめさま
カエルの王子
はだかの王さま
12人のおどるおひめさま
ねむりひめ
王さまとナイチンゲール
火の鳥
雪の女王
空飛ぶ馬

 一つ一つのストーリーは、不要に省略されることなく、しっかりと書かれています。文章だけだと、読むのに疲れてしまうので、大きな挿絵のほか、小さい挿絵が何点か入っているページなど、飽きさせないよう丁寧に編集されています。また、長いお話しである「雪の女王」は2つに分けるなど、あくまでも一人で読むという点を念頭に構成されています。

 文章も難しい言い回しなどは、避けていて、すべての漢字にはフリガナが振ってあり、そもそも難しい漢字は平仮名で書かれています。

 タイトルからして女の子向けとなりますが、おすすめの本です。実は、同時にもう一冊刊行されています。こちらのタイトルは「バレエものがたり」。こちらも女の子向けの本となります。

タイトル ひとりよみ名作 プリンセスものがたり
再話:マーリー・マッキノン、絵:ロレーナ・アルヴァレス、
訳:西本かおる
出版社 小学館
発売日 2015年11月
価格 1500円+税
判型/ページ数 A5変型判/95ページ
参考URL 小学館

投稿日: 作成者: Pictio Editor カテゴリー: 見つけた新刊絵本

[絵本関連のNews]パディントンの映画が2016年1月に公開

文=Pictio編集部

絵本関連のニュース 大人にも人気が高い児童書は数多くありますが、マイケル・ボンドの「くまのパディントン」もその1つ。そのパディントンの映画が、2016年1月15日から公開になります。以前にも映像化されたことはありますが、今回の映画はアニメではなく実写版となります。大人でもファンの多いパディントン。時間を見つけて、癒やされに行かれてはいかがでしょうか。

[絵本のPictio]くまのパディントン

 登場人物はパディントンのほか、ブラウンさんやブラウンさんの奥さん、ジュディやジョナサン、家政婦のバードさんや、骨董品屋を営むグルーバーさん。意地悪な隣人のカリーさんも出てきます。このあたりは原作と同じですね。

 ストーリーは、原作に手が加わったオリジナルになります。本とは違って、暗黒の地ペルーから出発することから始まるので、本を読んでいる人にも新鮮です。パディントン駅に娘のジュディを迎えに来たブラウン夫妻は、「どうぞこのくまのめんどうをみてやってください。おたのみします。」と書かれた札を下げた一匹の熊を見つけます。放ってはおけないと、そのクマを家に連れて帰り、パディントン駅で見つけたので英語の名前をパディントンと名付けます。

 パディントンは屋根裏部屋に泊めてもらい、ロンドンで都会暮らしを始めます。パディントンが原因でいろいろなハプニングも起こりますが、すぐに街の人気者となります。そこに、なぜかパディントンを付け狙うミリセントという美女が登場し、パディントンを捕まえてしまい・・・さて、どうなるのでしょうか。

 予告動画なども公開されています。出演者は、パディントンの声に「007 スカイフォール」に出演したベン・ウィショー。そして、ブラウンさんには「ダウントン・アビー」で定評のある演技のヒュー・ボネヴィル、ブラウンさんの奥さんには「ブルージャスミン」でのサリー・ホーキンス。

 そしてグルーバーさん役には「アイリス」のジム・ブロードベント、さらに家政婦のバードさん役には「ハリー・ポッター」でウィーズリー夫人を演じたジュリー・ウォルターズと何ともイギリスの雰囲気が漂っています。さらに、謎の美女は、ニコール・キッドマンが演じています。

[絵本のPictio]パディントン

 本の愛読者の方なら、写真を見るだけでも誰がどの役かすぐに分かるでしょう。原作の設定を上手く生かしていますが、本とは違うストーリーですから誰にでも楽しめます。リズムもめまぐるしく変わり、一瞬、ミッション・インポッシブル風だったりとか。

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左上写真:ブラウンさん  左上写真:ブラウンさんの奥さん
左中写真:ジュディ  右中写真:ジョナサン
左下写真:謎の美女ミリセント  右下写真:グルーバーさん

 ちょうど、冬休みが終わってからとなりますが、家族で楽しめる映画です。上映時間は95分。原作を読んでいる人も、読んでいない人もそれぞれ楽しめます。吹き替え版もあり、こちらは、松坂桃李、木村佳乃、古田新太、斉藤由貴などが出演しています。小さいお子さんがいらっしゃる場合は、こちらの吹き替え版をどうぞ。

タイトル パディントン
公開日 2016年1月15日から
原作 マイケル・ボンド
制作年 2014年
上映時間 95分
配給 キノフィルムズ
公式URL http://paddington-movie.jp/

(C) 2014 STUDIOCANAL S.A. TF1 FILMS PRODUCTION S.A.S Paddington Bear TM, Paddington TM AND PB TM are trademarks of Paddington and Company Limited

投稿日: 作成者: Pictio Editor カテゴリー: 絵本関連のNews

[絵本関連のNews]ニンテンドー3DSで読む電子書籍、児童書・絵本が半額に

文=Pictio編集部

[ 絵本関連のニュース ]-- 2016年1月6日まで、ニンテンドー3DSで児童書や絵本を読むサービス「honto for ニンテンドー3DS」が、半額キャンペーンを実施しています。対象となる作品は750冊以上で、児童書や絵本の他にも、偉人や歴史の学習マンガなどがラインアップに入っています。出版社別に見ると、小学館やKADOKAWAから出版されているライトノベルなども対象になっています。

 保護者の方のほとんどは、3DSでの読書の経験はないと思います。それに、どうしても紙と比較して、デメリットを考えてしまうでしょう。ところが、実際に読んで見ると、大人でも意外に便利だというのが実感です。最初のページを開くところまでは、紙の本と違って手間がかかりますが、その後は変わりません。また、必要なジャンルの本があれば探すのが楽です。

 最近では、ヨーロッパなどの空港で、電子端末で読書をしている小学生くらいのお子さんを、よく見かけるようになりました。読んでいる姿を見ると、コンテンツそのものに没頭できるかどうか、なのだと思います。

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 読むためには、インターネット環境につながった3DSが必要ですが、すぐに読むことができるのが、電子書籍の良いところ。試し読みもできるので、1度試してみてはいかがでしょう。

サービス名 honto for 3DS
URL http://hontofor3ds.jp/

投稿日: 作成者: Pictio Editor カテゴリー: 絵本関連のNews