絵本の美術館「国際子ども図書館」(東京都台東区)

museum 昔、デジタルアーカイブの記事を書くために、国会図書館を取材したことがあります。当時は、Webサイトもそれほど充実してはいなかったので、すごいことをしているとは聞いていたものの、その実体がなかなか見えていませんでした。

 しかし、取材しているうちに、貴重な資料のデジタル化やその方法など、かなり先進的な事業を行っていました。まぁ国の機関で予算も多いし、ここがやらないと他の図書館ではできないだろうしなー。

 さて、今回はその国立国会図書館の紹介です。国会図書館と言っても、実はいくつかの支部図書館があります。絵本に関係するのは、上野にある国際子ども図書館です。この建物の外観がまたいいんです。千代田町にある国会図書館と違って、明治期のイメージを色濃く残しているというか、ツネッサンス様式を感じさせるというか。入るのが楽しくなる建物です。千代田区の国会図書館と違い、入室が簡単です。気軽に使えるように考えてあるんでしょうね。

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 入ると、1階には絵本の部屋があります。この図書館は開架式になっており、絵本を自由に手にとって読むことができます。1階には、カフェと、お話専用の部屋、そして自由に入れる部屋が二つあります。自由に見学できる部屋の一つは「世界を知る部屋」として、世界各国と各地域の地理、歴史、民俗などを紹介する資料などが並んでいます。いろんな言語の絵本なども置いてあるので、眺めていると飽きません。

 もう一つの「子どもの部屋」には、絵本が大量に置かれています。1歳くらいのお子さんから小学校高学年くらいまでを対象とした絵本がイスと机も豊富があるので、ゆっくり座りながら読むことができます。休日に訪れると、お子さんに本を読んであげているお父さんやお母さんがたくさん訪れています。

 また、土日には絵本の読み聞かせが行われています。ここの読み聞かせは、保護者の方は同伴できません。読み聞かせの会は、4歳から小学校1年生までと、小学校2年生以上に別れています。また、事前の申し込みが必要ですが、3歳くらいのお子さんを対象にしたお話し会もあります。

 さて、その読み聞かせですが、まず時間になると、係の人が鐘を鳴らします。そして、子ども達は廊下に並ぶんですね。いいな、こういうの。そして、保護者と離れて子ども達だけで、お話の部屋へと入っていきます。時間は30分ほど。どんな話をしてくれるのかは、Webサイトで確認できます。どんなお話だったのかも、ちゃんと紙でもらえるので、後から好きになったお話は、自分で借りて読むこともできます。ソフトとハードが、バランス良く充実していますね(→お話会の情報はこちら)。

 お子さんがいない間は、カフェで一休みがおすすめ。カフェからお子さんが戻ってくる廊下を見ることができるので、ゆっくりとくつろげます。 また、3階では絵本に関連するさまざまな展示を行っています。こちらを見てもいいでしょう。どんな展示があるのかも、やはりWebサイトに情報があります(→展示会の情報はこちら)。

 場所が上野駅から遠い場所にあるので、ちょっと大変ですが、黒田清輝記念館も隣にあります。上野動物園からは近いので、出掛けた後で訪れるのもいいですし、単にカフェを利用しに行くもよし。是非、訪れてみてください。

名称 国際子ども図書館
URL http://www.kodomo.go.jp/index.html
開館時間 9:30~17:00
休館日 月曜日、国民の祝日、休日(5月5日のこどもの日は開館)、年始年末(12月28日~1月4日)、第三水曜日
入館料
住所 〒110-0007
東京都台東区上野公園12-49
連絡先 TEL:03-3827-2053(代表)
TEL:03-3827-2069(テープによる案内)

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