月別アーカイブ: 2012年2月

■印刷するときのインクについて

 今日、絵本の説明をしにいった幼稚園で、「どんなインクを使ってもいいの?」と聞かれました。その幼稚園では、先生方がパソコンとかネットを使いこなすタイプの方なので、こういう質問が出たんですね。どういうことかというと、インクジェットプリンターでは、インクを使って印刷するわけですが、プリンターメーカーが発売している純正のインクは、価格が高いんですね。これはまぁ、プリンターメーカーの戦略でもあるわけですが。本体価格を抑えて、なるべく多くの人に使ってもらおう(そうすればインクもたくさん売れるはず)、というやり方です。

 で、ここに目を付けた人がいます。「同じようなインクを作って安く売ったらどうだろ?」という。実際に、互換インクは、価格が安いのでよく売れています。以前、調べたときには10%の市場シェアを取っていたので、現在ではもっと増えているでしょうね。

 店頭で見る限り、値段も安いし色味も変わらない、となれば使ってもいいとなりそうですが、答えは「オススメしません」です。理由は簡単。安全性です。印刷した絵本をお子さんに渡す場合、小さいお子さんであれば、食べたりかじったりすることもあり得ます。

 とすれば、安全な材料を使っていることが前提ですが、互換インクはここの保証が取れないんですね。実は、純正のインクと互換性のインクは色味が同じであっても、使っている成分は違います。これは、純正のインクは特許が取られているので、同じ構成のインクを売ることはできないんですね。で、メーカーの純正インクは、主な成分が明らかにされていると同時に、製品安全シートなども公表されています。見ると、どんな危険性があるのかといったことが分かります。もちろん、公開されてないものもありますが、何か会った時に対処法などは分かるようになっています。

セイコーエプソンやキヤノンから実際に公開されているのは、こんな製品シートです。

EPSON エプソンの製品安全シート

キヤノンキヤノンの製品安全シート

 一方、サードパーティーでこういったインクの成分を公開しているところは、調べている限りでは、見あたりません。自分のところで開発してないってのもあるでしょうが、それなら開発元からシートもらって公表してほしいなぁ。安いとか、環境に優しいとか言う前に、人に優しい製品というのが大前提ですよね。小さい赤ちゃんがいたら、ちょっとなぁ。まぁ、純正のインクは、もう少し安ければいいのに、とはいつも思いますけど。でも値段が高いのと、環境に配慮、そして安全性というのは違う話ですよね。

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